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配当・優待株投資2020年版 注目の3月対象企業は!?宝ホールディングス編

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前回の日本ハムに続き、2020年のNISA枠が残っており株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、3月優待企業を紹介する。

 

・3月優待企業の記事 日本ハム

www.investor-2018.com

 

前回述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定したので、以下の3点を特に意識した。

1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。

2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。

 

今回紹介するのは宝ホールディングス<2531>。

宝酒造とタカラバイオを中核とする。宝酒造グループは焼酎、清酒などの酒類、本みりんなどの調味料、加工業務用調味料や原料用アルコールの製造・販売を手掛ける。

清酒の国内最大手で、「松竹梅」、「焼酎ハイボール」「タカラcanチューハイ」、「本みりん」を要する焼酎・みりんカテゴリは業界首位。

 

前述の基準に照らしてみて、宝ホールディングスは以前紹介したビックカメラ同様、配当利回り2%満たさないが、他の2つの基準は満たしていると判断した。

1.業績の振れ幅が少ない→Yes

売上高・営業利益の10年間の推移で、売上・利益共右肩上がりで微増していきたが、コロナの影響で2021年度は減収減益の見通し。売上は微減、利益は大きく落ち込んだが、安定性、手堅さはある。

一方、キャッシュフローの10年間推移は常に安定した営業CFプラスと現金・現金同等物が順調に積みあがっており、安定的な水準にある。

 

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売上高・営業利益の10年間の推移

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キャッシュフローの10年間の推移

 

2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes

宝ホールディングスの株主優待は、100株保有であれば1,000円相当の自社グループ商品として、酒類詰め合わせ、 調味料詰め合わせ、社会貢献活動への寄付が選べる。。

 酒類詰め合わせは100株保有であれば「澪」スパークリング清酒 300㎖、「白壁蔵」生酛純米 180㎖ 、「極上抹茶ハイ」宇治抹茶 350㎖になり、 調味料詰め合わせは本みりん「純米」300㎖ ペット、本みりん「国産米100%」500㎖、 「料理のための清酒」500㎖ らくらく調節ボトルが頂ける。

 

ir.takara.co.jp

 

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→No

2020/10/23時点の株価でみると、1株あたりの配当20円の予想で、配当利回り(税引前)は1.76%と、利回りは基準以下になる。