前回のJ・フロントリテイリングに続き、2020年のNISA枠が残っており株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、2月優待企業を紹介する。
・2月優待企業の記事
前回述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定したので、以下の3点を特に意識した。
1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。
2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。
3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。
今回紹介するのはコメダホールディングス<3543>。
中京圏地盤の 喫茶店チェーンで、FC加盟店を中心にフルサービス型の珈琲所 コメダ珈琲店などを店舗展開。
前述の基準に照らしてみて、それぞれ満たしていると判断した。
1.業績の振れ幅が少ない→Yes
売上高・営業利益の10年間の推移で、昨年まで右肩上がりの成長曲線を描いたが、今年はコロナ影響で悪化する見通し。売上は3年前のレベル、利益はここ7年間で最も悪化。
キャッシュフローの10年間推移は安定的と言える。
2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes
コメダホールディングスの株主優待は、全国のコメダ珈琲店やおかげ庵で利用できる株主優待電子マネー1,000円分が頂けること。
3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→Yes
2020/10/16時点の株価でみると、1株あたりの配当51円だと、配当利回り(税引前)は2.83%になる。