今週オンライン参加したマネックス証券主催の「米国株月次オンラインセミナー(9月)」の様子をお伝えする。米国から生中継で広瀬隆雄氏が講演。
・米国株月次オンラインセミナー(9月)開催案内
本稿に入る前に、なんと残念なことに、広瀬氏は9月のオンラインセミナーをもって、マネックス証券への出演やレポート提供は辞退するという。
・広瀬氏 マネックス証券でのセミナーとレポート終了
セミナーで広瀬氏は、米国企業でバリエーション安い推奨5銘柄を紹介した銘柄をピックアップする。
今回はカナダグース<NYSE: GOOS>。
ダウンなど防寒のためのアパレルメーカー。直営店も始めた。
卸売りが44%、直営やネット通販が55%
推奨理由1. SDGに対応した事業展開
1957年創業、カナダで生産。IPO以降もカナダ生産強化。
動物虐待にあたらないような材料の仕込み方をしている。コストが高くなっても良い。
推奨理由2. コロナ渦に対応した生産計画
売上は冬物衣料がほとんど。売上の78%が7月~12月に集中。
20年度売上は前年比プラス。売上落ちなかったのは3ヶ月しか影響受けなかった。
生産計画で一番空きあるのが4月で、ロックダウン開始のタイミング。
コロナ渦で、在庫や商品戦略や生産計画に影響せず。
推奨理由3. 無借金経営
会社はつぶれない。店舗数は少なく、ほとんどはネット通販。
株価はピークから半値。過去3年の売上成長率は27%。成長モメンタムあり。
・世界投資へのパスポートのカナダグース紹介記事