前回同様、自社Falcon platformを通じてサイバーセキュリティサービスを提供するCrowdStrike (NASDAQ: CRWD)投資に至った経緯である投資サービスMotley推奨理由を紹介する。
今回はなぜ今投資するのかと潜在的なビジネスリスクについて。
・前回までの記事
・なぜ今投資するのか
CrowdStrikeのクライアントリストは、世界中のトップ企業が数多く含まれる。
サイバーセキュリティ専門家は、Fortune 100企業のおよそ半分を引き付けている。
そこにはグローバルな100の企業の内、40企業が含まれ、20の最大規模の金融機関の内、11企業が含まれている。
CrowdStrikeはたくさんの顧客を引き付け、ドルベースの売上継続率(Net Retention rate)は2020年に124%に達した。これが意味するのは、既存の顧客がCrowdStrikeとの関係を拡大しており、洗練されたPlatformの能力に更に資金を支出しているということだ。
新規顧客と既存のロイヤリティ顧客の組み合わせにより、CrowdStrikeは将来に渡り成長を維持することができる。
・潜在的なビジネスリスク
CrowdStrikeは非常に力強い売上を記録しているが、近い将来に黒字化する能力を示すのとはほど遠い。認めなければいけないのは、サイバーセキュリティ企業がR&Dに費やす多数の費用があること。これによりFalcon Platformが効果的に脅威に対処できる。
CrowdStrikeの非常に早く経費や間接費用が増えており、またマーケティングに投資することで、会社の市場シェアを今後も加速させるべきである。