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定点観測 1月20日の週の投資部門別取引状況、日米中の主要株価指数推移

 

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定点観測している東証発表の投資部門別取引状況について、2020年1月20日の週のデータを確認する。同期間の日本の株価指標に加え、米国・中国の株価指標もウオッチ。

 

統計データは毎週第4営業日の午後3時に日本取引所HPで更新され、市場への影響が大きい投資家グループの動向を理解し、投資活動に役立てたい。 

www.jpx.co.jp

  

1月20日の週は、日経平均株価が1月20日始値の24,080円から1月24日終値の23,827円と253円下落し、TOPIXも1月20日始値の1741ポイントから1月24日終値の1730ポイントと11ポイント下落。

また海外(米国・中国)の株価指標に目を向けると、NASDAQは1月21日始値の9361ポイントから1月24日終値の9314ポイントと47ポイント下落し、上海総合指数は1月20日始値の3082ポイントから1月22日終値の3060ポイントと22ポイント下落。

上海総合指数含めた中国や中華圏の国々は春節の為、週の途中から休場になっている。

 

現物株の投資部門別取引状況は、外国人投資家は714億円の2週ぶりの売り越し、一方、個人投資家は1954億円の2週連続の買い越し。またGPIF(年金積立金管理運用) など年金基金の動きを表すと言われる信託銀行は481億円の7週連続の売り越し。

 

また現物株と先物合計の売買状況は、 外国人投資家が2,083億円の4週連続の売り越し、個人投資家は2,196億円の2週連続の買い越し、信託銀行は2週ぶりの279億円売り越し。

 

1月20日の週は、新型肺炎コロナウイルスの感染拡大から、海外投資家の運用リスク回避の売りが出た。市場関係者から、含み益ある海外投資家は日経平均2万4000円台で利益確定しやすいという状況という分析も聞かれる。

来週以降は小康状態になってきた米中関係や中東情勢に加え、新型肺炎コロナウイルスの影響を、株式市場の外国人投資家動向と共にウオッチする。

 

なお、下表グラフは現物株の売買状況を表し、横軸が各週を示し、 1月第3週目が1月20日の週の売買状況を表す。グラフの見方は、上向きバーが買いをした投資主体、下向きバーが売りをした投資主体で、青色が個人投資家、赤色が証券会社、ピンク色が外国人投資家。

 


投資部門別売買状況のグラフ