前回に続き、楽天証券主催新春講演会2020でのホリコ・キャピタル・マネジメント最高運用責任者 堀古氏による講演の様子をお伝えする。
・前回までの記事
・ホリコファンドは良いビジネスを安く買うをポリシーにしている。
ESGファンドが台頭していて、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(統治)の考えをファンドの8割が取り入れている。
その逆をいく投資をするとチャンスがある。一例としてチポトレ<CMG>。
2015年に食中毒を起こした。美味しい食事を提供しており、いずれ回復すると考え、実際2倍以上になった。
(参考記事) 当ブログ過去記事
Facebook<FB>もその例。昨年の楽天証券カンファレンスでも紹介した。
情報流出問題を起こしたので、その改善をやるだろうと考え、先回りして投資した。
堀古氏は、ボーイング<BA>が今年の推奨銘柄。
競争相手がエアバスしかおらず、世界需要と2社供給能力が逼迫しており、良いビジネス。
(参考記事) たぱぞうさんによるボーイングの銘柄分析
これまでの経緯をまとめると、下記になり株価の底入れが近いのではないかとのこと。
・2017年11月370億ドルの受注発表
・2018年3月から米中貿易摩擦
・2019年3月FAAが運行停止命令
・2019年10月従業員安全性の指摘を発覚
・12月FAAが運行再開承認否定、CEO解任