昨日に続き、新春講演会2020での教育学者 斎藤孝氏による講演の様子をお伝えする。
テーマは日本語力とコミュニケーション力。
・前回の記事
肩凝りが減らす方法の1つに、お風呂に入るとのいうのがあるが、もう1つ斎藤氏が勧めていたのが、みぞおちを柔らかくすること。通常緊張すると固くなる。
肩などに力が入っているのはよくないが、臍下丹田というヘソの下に力が入っているのは良い状態という。
話は転じ、質問力が大事という。
斎藤氏は最近プロゴルファーと対談した。ゴルフをしたこと無いが質問力があったから成り立った。そのコツは、質問を3つ思い描いて、1番良い質問を選ぶ。失礼なことを言わなくなる。
自身は、質問力、コメント力、雑談力に関する書籍を出している。
雑談力として、天気の話よりも、ペットの話もよいという。人はすぐに相手の印象を決めようとする。相手が好きな事を好きと言えれば、仲良くなり易い。変わり身が大事。
体験談として、家に来た金融機関の営業マンのペット(猫)への対応があるそう。
ある人は同じ目線で猫毛が付くぐらい可愛がる一方、ある人は商談を始める前にペットにあっちにいくよう言った。
(参考記事) 斎藤孝氏の著書
渋沢栄一とベンジャミン・フランクリンの共通点に着目し、書籍を出したが売れなかった。それぞれがあまり知られておらず、共通点はなおさらだったが、着目点は論語とプロテスタントの精神に注目した。
・(参考サイト) 渋沢栄一 x ベンジャミン・フランクリン
論語のエッセンスとして、斎藤氏によると知、仁、勇の3つが大事だという。
それぞれ、体の部位に対応していて前頭葉、胸、臍下丹田がそれにあたる。