昨日に続きMoneyfoward主催の「お金のEXPO2019」の様子をお伝えする。
・前回の記事
・やりたいことをやるための助走期間が大事。
スポーツ選手のセカンドキャリアで、最も受け入れられるアドバイスは、半年間何もせずに過ごせる預金があること。
これによって半年間で色々な人に会い、それまでの今日競技人生を振り返り、就職面接を受けたりといったことができる。
・世界の人口は22世紀に横ばいになり、下がるだろう。
1人7000ドルを超えると、どの国も出生率が2を切るので、人口増加が頭打ちになる。
1人3000ドルを超えると、衛生環境が改善し、衛生的な水が確保できるようになり、こどもが下痢などの病気で死ななくなる。
・これからは、GDPで生産して富が増えるという時代から、いかに存在するものをうまく情報を組み合わせて活用していくかことが大事という時代になる。
Uberにより、車の稼働率が従来5%-->現在50%までアップ。
ただその価値を測定できる指標がない。米国政府が、経済的豊かさを測る為、クズネッツに依頼してGDPという指標を作ったが、これからの時代にあった指標開発が大事。
・パワーとインフルエンス
MBAの教科書でも言われており、パワーは直接的な指示できる権限があること。
インフルエンスは他人に与える影響力のこと。インフルエンスを最大化する人生を歩みたいのが為末氏の目標。色々考えた結果、人のためにインフルエンスを使うべく為末氏のセカンドキャリアはスポーツを通じた教育とアスリート支援。
・どのような物差しでその成果を測っているか?
関わった人の人生がどれぐらい変わるかを基準にしている。
蓋を外すことをしたい。それまでできないと思っていたことをできるように示す。
例えば、メジャーリーグでの野茂選手(日本人)の活躍 、陸上100mでも10秒を切る。