昨日に続きMoneyfoward主催の「お金のEXPO2019」の様子をお伝えする。
・前回の記事
・オープニングセッションの為末氏と御立氏の対談で、為末氏はスポーツ選手になる人は、明確に目指したいという選手と、好きなことをやりたいという2パターンいる。
後者の方は天才型ではないので、コツコツ続ける上での努力が必要で、短期報酬を獲得できるような短いスパンでの取り組みをしている。
・ここで為末氏から御立氏への悩み相談。
スポーツの社会貢献活動をマネタイズするには?持続的に進めたい。
→御立氏の回答は、世の中に、お金をぐるぐる回す人と社会貢献を回し続ける人がいるとしたら、その間を取り持つのが経営コンサルタント。
仕組みとして続けていくには両方の世界の橋渡しが必要。良い取り組みをするための良い見方は、物事を解像度あげて捉えると良い。
・また話は変わって、御立氏から1900年のニューヨークの大通りを写した写真で、行き来しているのはほぼ馬車で1台だけ車というものと、1913年に同じ大通りを写した写真で、車だけになっているものを説明。
この写真は、SoftBankグループのIR資料で孫正義氏が説明した内容と瓜二つだった。
・ここでのメッセージは、わずか10年強で根本的に交通手段が変わった事。法規制、信号、ガソリンスタンド、通行路などが整備された。それまでは馬車の糞尿を掃除する仕事もあったが。
いきなりある日社会が変わるのではなく、イノベーターが色々な事を変え、インフラやシステムが作られていく。デジタル時代のお金も同じことが言えるという指摘。