投資セミナー「プロのファンドマネジャーが教える、投資信託で資産形成するなら知っておきたいこと」に参加したので、昨日に続きレポートする。
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www.investor-2018.com
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昨日に続き、パネルディスカッションの様子をお届けする。
今回は予め参加者から受け取った質問を、奥野氏から回答する形式でスタート。
・農林中金バリューインベストメンツの商品、おおぶねは積立でしか買えない仕組みにしたのはなぜ?
→将来顧客はポテンシャル、現在の顧客を重要視にしている。資産を預かっている。
奥野氏は自分でもこの投資信託を毎日購入しているという。
・未経験の学生が投資を始めたい。まず何をすればいい
→まずは貯蓄すること。そして投資分を隔離する仕組みを持つ。iDeCoが社会人にはお勧めだが、投資原資を作るべき。所得税の節税効果があるが、利用進んでいない。
現状勤労者6千万人に対し、iDeCo利用者150万人と少ないが、今後数年で増加するだろう。
・効率的にイノベーション起こせる組織には同じ臭いがする?それは個人投資家でも判断できるのか。
→判断は可能。自分の仮説を持って、仮説を裏付ける確認作業をすることに尽きる。
・どれぐらい会社訪問して、厳選しているか。またバリエーションはどれぐらい許容しているか
→3年ぐらい分析するのが普通で、短くても6か月~1年。会社に行く回数は1回あたり10社で、面白い会社を見つけたら、翌年また訪れ、競合企業にも行く。
バリエーションは、PERの逆数。PER 50倍だと利回り2%と同意義。
米国国債利回りが1.85%なので、それを上回るもの。