JPX主催のセミナー「年後半の経済見通しと税制優遇制度活用 深野康彦氏」に参加したので、その様子をお伝えする。
・前回の記事
それでは、セミナーでのポイントをトピック別に紹介する。
<資産運用の重要性>
・収入・年金は増えにくい
→国や企業の福利厚生縮小
→税金・社会保障負担の増加
→金利の上昇は期待できない
→お金にも働いてもらえる
・景気は循環しているので、積立投資は時間を見方につけて投資をするスタイル。
景気悪くなってからスタートする人もいるが、そんな状況で本当に投資を始められるのか。積立NISAによる定期・継続的な買い付けによる魅力は、株価下落局面でより多くの株数を買えること。
・積立投資とは
・国内外の株式・債券に分散投資した場合の収益率分布 保有期間5年 vs 20年
保有期間5年と20年で比較すると、5年が72~173万円となったが、20年が185~321万円。
・ポートフォリオの考え方
証券ポートフォリオ:投資するお金の配分
マネーポートフォリオ:金融資産全体での配分
総産ポートフォリオ:動産・不動産を含めた資産全体の配分
上記3つの定義があり、どれで考えるかだが、講師の深野康彦氏はマネーポートフォリオを勧めている。極端に言うと、日本株を持つ必要がないと言っている。世界株式インデックスファンドの買付を勧めている。日本企業から給料を貰っているので、外国株式にしても問題ない。
→証券ポートフォリオから言うとその通りだが、マネーポートフォリオで考えると預金等もあるので、リスクとりすぎとも言えないのでは?と投げ掛けていた。