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(レポート) 日経IR・個人投資家フェア2019 IFAが実践する投資術編

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前日に続き、日経IR・個人投資家フェア2019の様子をお届けする。

今回は会場のIFAブースを訪れ、そこでIFAが実践する投資術がテーマの講演を聞いたのでその様子を紹介する。

 

・日経IR・個人投資家フェア2019 企業ブース編の記事

www.investor-2018.com

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講演したのは投資信託相談プラザを運営する株式会社Fanのスタッフ。

・投資信託相談プラザ

toushin-plaza.jp

 

 IFAとは独立系投資アドバイザーを指し、本来は金融機関の営業方針に影響されない資産運用の専門家です。

例えば、株式会社Fanの場合、ネット証券のSBI証券と楽天証券を業務委託絵役を結び、顧客の相談に対する提案として、その取引取り次ぎとして上記会社を利用する。

 

資産運用様・投資術としては紹介していたのが、ローリスク資産への一括投資とハイリスク資産への積立投資の組み合わせ。

ローリスク資産には資産分散を勧め、複数の資産に投資し、リスク分散する。一方、ハイリスク資産は時間分散を勧め、投資タイミングを分け高値掴みのリスク分散。

 

この講演で最も目を引いたのが、各資産の年間収益率を過去10年間(2008~2018年)まとめたグラフ。どの資産クラスがどんな収益推移になったのか興味を惹かれた。

各資産とは、株式は先進国、新興国、国内株式の3つ、債券も先進国、新興国、国内債券の3つ、リートは国内、先進国リートの2つ。

 

それを年度ごとのリターンで見ると、唯一国内債券が10年間で1度もマイナス収益になっていない。その分リターンも一桁前半で推移している。

その次にマイナス収益が少なかった資産は2つあり、国内株式と先進国リートが10年間の内マイナス収益は3年あった。

またリターンが年間トップだったのが最も多いのは意外にも国内リートで、4回トップに輝いた。ただ近年はリターンが二桁前半から10%へと落ちつつある。

 

もう1つ目を引いたのは、2008年3月に100万円を各資産に投資+定期預金した場合の10年間のリターンをシミュレーションしたグラフ。

最も成績が良かったのは先進国株式で203万円、次点が国内リート186万円、3番目が国間株式174万円になった。一方、ワーストは定期預金の101万円で、その次は国内債券の122万円。

 

今回のグラフからリートへの投資にも興味を持ったので、次回はリート・インフラファンドブースで行われた基本知識の講演の様子を紹介する。