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定点観測 8月5日の週の投資部門別取引状況、日米中の主要株価指数推

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定点観測している東証発表の投資部門別取引状況について、8月5日の週のデータを確認する。同期間の日本の株価指標に加え、米国・中国の株価指標もウオッチ。

 

統計データは毎週第4営業日の午後3時に日本取引所HPで更新され、市場への影響が大きい投資家グループの動向を理解し、投資活動に役立てたい。 

www.jpx.co.jp

  

8月5日の週は、日経平均株価が8月5日始値の20,909円から8月9日終値の20,684円と225円下落し、TOPIXも8月5日始値の1518ポイントから8月9日終値の1503ポイントと15ポイント下落。

また海外(米国・中国)の株価指標に目を向けると、NASDAQは8月5日始値の7823ポイントから8月9日終値の7959ポイントと136ポイント上昇し、上海総合指数は8月5日始値の2854ポイントから8月9日終値の2774ポイントと80ポイント上昇。

 

現物株の投資部門別取引状況は、外国人投資家は1,882億円の2週連続の売り越し、一方、個人投資家は2,447億円の2週連続の買い越し。またGPIF(年金積立金管理運用) など年金基金の動きを表すと言われる信託銀行は267億円の2週ぶりの売り越し。

 

また現物株と先物合計の売買状況は、 外国人投資家が1兆1,824億円の2週連続の売り越し、 個人投資家は2,393億円の2週連続の買い越し、信託銀行は248億円の2週連続の買い越しだった。

 

8月5日の週は、米中貿易摩擦が激化し、中国人民元の対ドル相場が1ドル7元を超えたのをきっかけにアジアの株式も軒並み下落し、投資家のリスク回避姿勢が強まった。

海外勢が2週連続で売り越した一方、個人が押し目買いに動いた他、企業の自社株買いも相場の支えとなった。

 

次週以降の株式市場、外国人投資家の動向をウオッチする。

 

なお、下表グラフは現物株の売買状況を表し、横軸が各週を示し、 8月第1週目が8月5日の週の売買状況を表す。グラフの見方は、上向きバーが買いをした投資主体、下向きバーが売りをした投資主体で、青色が個人投資家、赤色が証券会社、ピンク色が外国人投資家。

 


投資部門別売買状況のグラフ