定点観測している東証発表の投資部門別取引状況について、7月22日の週のデータを確認する。同期間の日本の株価指標に加え、米国・中国の株価指標もウオッチ。
統計データは毎週第4営業日の午後3時に日本取引所HPで更新され、市場への影響が大きい投資家グループの動向を理解し、投資活動に役立てたい。
7月22日の週は、日経平均株価が7月22日始値の21,394円から7月26日終値の21,658円と264円上昇し、TOPIXも7月22日始値の1559ポイントから7月26日終値の1571ポイントと12ポイント上昇。
また海外(米国・中国)の株価指標に目を向けると、NASDAQは7月22日始値の8171ポイントから7月26日終値の8330ポイントと159ポイント上昇し、上海総合指数は7月22日始値の2925ポイントから7月26日終値の2944ポイントと19ポイント上昇。
現物株の投資部門別取引状況は、外国人投資家は1,202億円の3週ぶりの買い越し、一方、個人投資家は1,183億円の3週ぶり売りに越し。またGPIF(年金積立金管理運用) など年金基金の動きを表すと言われる信託銀行は578億円の5週ぶりの売り越し。
また現物株と先物合計の売買状況は、 外国人投資家が3,345億円の2週ぶりの買い越し、 個人投資家は1,637億円の2週ぶりの売り越し、信託銀行は487億円の3週連続の売り越しだった。
7月22日の週は、米中貿易交渉の進展期待などから株価指数は上昇した。
日本株への海外投資家の弱気な見方が修正されたが、企業の持ち合い解消が上値を抑えたという見方が市場ではあった。
次週以降の株式市場、外国人投資家の動向をウオッチする。
なお、下表グラフは現物株の売買状況を表し、横軸が各週を示し、 7月第4週目が7月22日の週の売買状況を表す。グラフの見方は、上向きバーが買いをした投資主体、下向きバーが売りをした投資主体で、青色が個人投資家、赤色が証券会社、ピンク色が外国人投資家。