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(参加レポート) 澤上 篤人氏講演 JPXイベント +YOU 投資未経験者・初心者向けセミナー Part 4

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前回に続き、東京証券取引所JPX主催の+YOU 投資未経験者・初心者向けセミナーの参加レポートをお届けする。

 

・過去の記事 

www.investor-2018.com

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1回目 澤上 篤人氏の講演ポイント
2回目 配布資料による補足
3回目 参加者との質疑応答

 

これまで紹介してきた澤上 篤人氏の講演後、30分ほど参加者との質疑応答が行われたので、その内容を2回分けて紹介させて頂く。

参加者が質問をし易いように、澤上 篤人氏は質問のハードルを下げようと気遣いされていたこと、質問に単純明快に応えようされていたのが印象的だった。

 

1. 澤上 篤人氏はいつ、なぜ投資始めたのか?
→25歳の時。

きっかけは、松下電機に入社するも経済的な事情があり、もっと経済的に稼げる職業に転身することを狙い、海外のドクターコースに進んだ。
その当時フランスの新聞に求人募集して、面接が受かった会社の1つ、長期運用会社でアルバイト。1日2時間の契約だが、16時間働いた。
すごいマネージャーたちがいて、その後ろを追いかけて気づけば、長期投資の世界にいる。例えば運用会社でマネージャーしている傍ら、モーターレースの世界チャンピオンだったり、日本にいては感じられない世界の広さを体感した。

澤上氏にとって後で振り返って運が良かったのは、この時に接したのが長期投資の世界で、もしディーリングの仕事をしていたら、現在生き残っていなかった。

 

2.今後の銀行の方向性
→日本はオーバーバンキングの状態。将来のどこかで銀行や保険が潰れだす。
昔のスタンダードだった家建ててローンを抱える、安心安全のため保険に入るという状態は、収入が右肩上がりなら耐えられるが、大きな経済ショックがくればリスクになるし、今はそういったスタンダードがどんどん崩れてきている。
例えば家を例にとると、マイホームでなく賃貸の方が安全。なぜなら840万戸余っているから。

 

3. 講演の中で個人投資家として応援先に投資すべきとのことだったが、どうやって応援先探せばいいのか?
→生活者として企業を見て回る。生活者として実際の購買経験を通じて1年後ぐらいに株価反映される。企業アナリストより生活者の方が企業の良し悪しに気づくの早い。

澤上氏の持論として、金融資産が1億円達するまでは、投資先は3~5つに絞るべき、1億円越えれば7つやってもいい。投資の分散はやらなくていいと考えている。