3月19日に開催された個人投資家向け会社説明会にオンラインで参加した。
その概要として、取締役専務執行役員兼CFO佐川恵一氏と参加者の質疑応答の模様をお伝えする。
・オンデマンド配信
以下に7つの質疑応答はまとめた。
まだ説明会の最後に、CFO佐川恵一氏から下記のメッセージが発信されていた。
「競争力のある2つのセグメントと成長著しいHRセグメントをバランスよくもっているグループなので、リクルートホールディングスへの投資をよろしくお願いします。」
<質疑応答>
1. 事業としての採用で人手不足での取り組みは?
→とにかく頭数を揃えようとしている。新卒、中途で採用活発化。
2. 株価以外に重視する点は?
→財務指標なら、1株利益と増配。規律ならROE 15%以上。
定性面なら、企業文化として新しい価値創造し、個人・企業の抱える負を解消する事。
3. 2020年以降の景気交代時の戦略・対応は?
→景況感影響受けても大丈夫なコスト管理。コスト構成を固定費でなく変動費にする。
販促費領域でのポートフォリオを比率を高めていきたい
4. 会社理念にあげる起業家精神はどう育てているのか?
→採用段階でそういった人材を取り、組織として育てていく仕組みがある。
具体的には仕事の振り方に工夫がある。
5. AI活用の分野は?コスト低減に繋がるのでは?
→(求人検索サイト)のIndeedで機械学習したマッチング。
他にもホットペッパーの原稿作成、審査プロセスでも活用。
6. 注力している地域は?
Indeed, Glassdoorは売上が主に米国。
Indeedはブラジル、豪州、インド、南アフリカなどでNo1~2のポジションを確保。
7. 国内事業でのM&Aはあるか?
→HR分野が優先。国内買収は優先度高くない。