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(書評) 市場サイクルを極める ハワード・マークス著 Part9

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一昨日に続き、ハワード・マークス著”市場サイクルを極める”の書評をお届けする。

今回は、市場サイクル全般について紹介する。

 

・書評記事1回目

www.investor-2018.com

 ・書評記事2回目

www.investor-2018.com

・書評記事3回目
www.investor-2018.com

・書評記事4回目

www.investor-2018.com

・書評記事5回目 

www.investor-2018.com

 ・書評記事6回目 
www.investor-2018.com

・書評記事7回目

www.investor-2018.com

・書評記事8回目 

www.investor-2018.com

 

例によって、書籍からの引用箇所は・「」で囲み、→は個人的な気付きを記した。

 
<第十三章:市場サイクルにどう対処するか>
この章で引用したいセンテンスは6つあるが長いので、その内の3つをピックアップ。
・「将来を見通すことができないのであれば、どうやって将来のためにポートフォリオを組めばよいのだろうか。その答えの大部分は、市場が今、サイクルのどこに位置しているのか、それが将来の動向にどう影響するのかを理解することで得られると考える。」
  →将来どうなるのか凡人投資家には知るよしもないが、今どこにいるかの現状把握はよくしないと、そこから良化するのか悪化するのかで、取るべき選択肢や行動が変わってくるからだ。

 

・「相場が上昇している場合、どんな要素が寄与したのかは、過去の常識的な水準との相対比較で見て高くなっているバリエーション尺度(株式はPER、債権はイールド・スプレッド、不動産は還元利回り、企業買収は買収価格の対キャッシュフロー倍率)に注目すれば明らかになる。これらの尺度の上昇は、期待リターン低下の前触れとなる。」
  →このアドバイスは実践的で、各アセットで価格が変動した際にバリエーション尺度がどうなったかと、次にどういった変動が起こりそうなのかの前準備に使える。

 

・「サイクルのどこに位置しているのかを理解するためのカギは、2つの評価方法にある。
1. 定量的な方法で、バリエーションを算出する。出発点として適切な方法である。過去の常識的な水準からかけ離れていなければ、市場サイクルが極端な状態にいたる公算は小さいからだ。
2. 定性的な方法で、身の回りで起きていることに意識を向ける。とりわけ投資家の振る舞いに注意する。重要なのはこうした非定量的な現象の観察でも規律をもって行うことは可能である点だ。
  →ようやくサイクルの位置を掴む具体的な手法の紹介があったので、機がある度に把握努めるつもり。