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米国株 モバイル決済企業 5年後、Squareはどこにいるだろうか

 

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中長期目線を意識して、米国企業の今後の見通しを紹介する。

Square<NYSE:SQ>を、Motley 記事"Where Will Square, Inc. Be in 5 Years?"から取り上げる。

なお、最近紹介したSquareの記事は下記をご参照。

 

www.investor-2018.com


・急成長する支払いプラットフォーム事業者Squareは年を追う毎に2倍の規模になっており、モメンタムも市場平均を打ち砕き続け、チャンスを拡大するのに好ましい

 

・過去2年間、ハイテク企業で最もうまく言った勝利者だ。モバイル支払いを得意にしており、昨年の株価リターンは186%成長し、2018年も急激な相場調整が入った後でも102%成長となっている。


・モメンタムはSquare追い風だ。スラスラと7期連続で売上成長が加速し、21%の成長率が51%に上がった。またハイテク競合との競争や、ビットコインの崩壊が到来し、生き生きした成長になり、生き残った。
方向転換中だが、持続的にウォール街に畏敬の念を起こさせるのは簡単でない。
今後数年どういった動きをするのか、2023年にどんな見通しを持っているか見ていこう。

 

・過去最高の第3四半期結果は、示唆に富む注釈がある。
売上と調整後売上成長はこの期間に加速したが、総支払取扱い金額の29%増加は、Squareの年率成長で最も弱いものだった。


・売上が躍進したのにはいくつかの要因がある。
ビットコインの売上は、年初に存在しなかったが、かなりの量が第3四半期に加速し計上された。
またWeeblyとZestyというSquareがこの数年に買収したウェブサイト構築プラットフォームと企業向けケータリングの企業は、白雪姫のように拒絶されなかった。これらの成長加速は見せ掛けではない。

WeeblyとZestyがなくても、サブスクリプションとサービス型収入だけで売上は2倍になっている。ハードウェア収入は売上面で小さいが、決済端末やカードリーダー等のアイテムは74%伸びた。

 

・2023年を見通すと、ウォール街の期待はモデルにある。
アナリストたちは次の5年で売上が66億ドルになると見ており、現在の4倍のレベルである。
また1株利益も3.46ドルになると見ており、売上成長より大きな進展だと考えている。
Squareの株価が、5年後の利益に対して20倍なら安いと言え、なぜなら現実がそれより遥かに良くなるか、悪くなるか知っているからだ。


・今期のガイダンスは45-47%の売上成長と言っており、成長加速する素晴らしい結果になるかもしれない。
ただ、売上成長の加速は永遠には続かない。市場平均を打ち砕く上での鍵は、関連サービスを利用する事業者を獲得する能力だろう。
エコシステムにこれらのビジネスが組み込まれるほど、利用を止めるのが難しくなる。
内部開発した提案とニッチな買収が成功を決定付ける。
株価は来年2倍にならないだろう。もしかすると5年以内にならないかもしれないが、
正しい構成要素を正しい場所に置くことで、長期的には市場平均を上回り続ける。