アイデア投資家 資産運用と生活一工夫

資産増やす、生活を面白くするアイデア発掘中

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ にほんブログ村 株ブログ 成長株へ 株ライン[ツイッターで株価予想 おすすめ銘柄]

(参加レポート)金融庁開催 つみたてNISA meetup in 山形 Part1

f:id:koto-x:20180111015511j:image

 

つみたてNISA(つみっプ) meetup in 山形

仙台での開催分に続き、山形のつみたてNISA(つみっプ) meetupという個人投資家と金融庁の意見交換会に参加してきました。

・金融庁のつみたてNISA meetup募集ページ

www.fsa.go.jp

・前回4月の仙台開催分 参加レポート

www.investor-2018.com

 
金融庁主催のこのイベントを知ったきっかけは米国株ブロガーたぱぞうさんの記事ですので、改めて感謝です。

このイベントをきっかけに東北での金融教育・リテラシー向上の機会が広がると良いですね。

www.americakabu.com

 

さて、会場は参加者で一杯になるぐらい盛況で、その流れで懇親会の参加者も15名程度といらっしゃいました。福島県から参加されている投資家もいて、つみたてNISAを福島県でも開催するよう要望されてました。
では、当日金融庁の方が説明された内容から個人的に4点気付きがあり、今回は前半2つのNISA制度利用状況や都道府県別の投資家意識を紹介します。次回は後半2つのつみたてNISAに関する投資リターン。

 

1.  NISA(一般・つみたて)の口座数推移、事業者別つみたてNISA口座開設比率
 2015年からの四半期毎のNISA新規口座開設数がグラフで示されており、ここでは各年度3月末の開設数を紹介。一般NISAでの新規口座開設スピードが弱まりつつあるが、つみたてNISA登場により再び総数が増えている。
 2015年3月末 一般54万口座
 2016年3月末 一般24万口座
 2017年3月末 一般16万口座
 2018年3月末 一般18万口座、つみたて50万口座

 

 また事業者別つみたてNISA口座開設比率は、3業態別の比率を見ると差異があった。
 ネット証券4社(SBI、カブドットコム、楽天、マネックス)経由での口座開設貢献度が高く全体を牽引する一方、それ他金融機関は顧客層やプロモーション等の要因があるのか、パッとしない結果となった。
 ネット証券4社 34%
 その他証券54社  23%
 銀行111社   43%

 

2, (都道府県別)一世帯当たりの貯蓄額における有価証券割合、金融リテラシー調査

総務省の全国消費実態調査2014年によると、一世帯当たりの貯蓄額における有価証券割合のトップとワーストの都道府県は下記。

全国消費実態調査2014年

www.stat.go.jp


全体平均の有価証券割合は12%だが、トップの京都府、東京都が20%超の一方、鹿児島県、青森県、北海道は5%超と平均を大きく下回る。
東北地方は、青森県46位を始め、秋田県41位、福島県39位、宮城県38位、山形県35位と資産運用としての証券投資は控える傾向にある。


・トップ5都道府県
1. 京都府 2.東京都 3. 千葉県 4. 神奈川県 5. 埼玉県
・ワースト5都道府県
1. 鹿児島県 2. 青森県 3. 北海道 4. 愛媛県 5. 島根県

 

金融広報中央委員会の金融リテラシー2016調査(正答率)によると、金融リテラシーのトップとワーストの都道府県は下記。

金融リテラシー2016調査

www.shiruporuto.jp

 

全体平均の正答率は55%だが、トップの奈良県、香川県が60%程度の一方、山梨県、沖縄県、山形県は50%程度と平均を大きく下回る。
東北地方は、山形県45位を始め、青森県44位、福島県41位、宮城県39位などリテラシー不足が結果に現れている。


・トップ5都道府県
1. 奈良県 2.香川県 3. 京都府 4. 岡山県 5. 鹿児島県
・ワースト5都道府県
1. 山梨県 2. 沖縄県 3. 山形県 4. 青森県 5. 長崎県