先月ユーザーベース<3966>への投資を実行した。
投資目的は、メディア事業の拡大による成長への期待だ。
2016年10月に新規上場以来、売上と利益(EBITDA)は前年比1.5倍前後の高い成長率を記録したり、米国の大手新興経済メディアのQuartzの買収をしたり、順調に事業拡大しているように見える。
・ユーザーベース IRページ
IR | 株式会社ユーザベース | UZABASE, Inc.
・米国の大手新興経済メディアQuartz買収の理由
ユーザベースの事業は、”経済情報で世界を変える”をミッションに、B to B向けのSPEEDAとB to C向けのNewsPicksの2つのサービスを中心に展開している。
SPEEDAは法人向け業界情報プラットホーム、NewsPicksは経済ソーシャルメディアである。
2017年度業績は、売上45.6億円に対し、営業利益5.5億円と高収益企業であり、新サービスを精力的に展開、海外展開を積極的に進めてきており、今後の更なる成長に期待が持てる企業である。
こちらの記事でまとめられている直近決算の2018年度第一四半期も、売上・利益、事業KPIであるSPEEDA事業のID数とNewsPicks事業の有料課金ユーザー数の伸びは堅調で、サービスの拡大が確認できる。
また当ブログ投資に役立つサービスとして紹介したニュースキュレーションサーヒスのNewsPicksに関する記事もサービスの理解を深めるのに役立つ内容だろう。
アイデア投資家は、投資情報を集める際にも日々活用している。
上記に伸べた成長性に加え、経済情報のストック型ビジネスモデルによる安定性やNewsPicksユーザーとしてサービスの盛況感を定期確認できることも投資実行できた理由だ。