昨日に続き日経マネー18年8月号特別付録で紹介されている”3連勝投資家が狙う勝ち組注目株60”から銘柄選びのヒントを紹介したい。
昨日は株主優待だったが、今日は最終回として高配当を紹介する。
尚、3連勝投資家とは、直近3年連続で日本株の運用成績5%以上プラスを指し、日経マネー2018年個人投資家調査で該当の1633人から情報を元にランキング作成。
・上昇期待(東証1部)紹介記事
・上昇期待(東証2部、新興・地方市場)紹介記事
・株主優待紹介記事
高配当のトップ5を紹介する。
・同率4位KDDI 東証1部(9433)
株主優待で4位にランクインし、事業概要や今後の見通しは説明済のため省略。
目標株価:3400円、下値目安2500円
優待内容:3月権利。100株保有で3,000円相当の商品カタログギフト。
1株配当:17年3月期85円、18月3月期90円、19年3月期(予想)100円
・同率4位キヤノン 東証1部(7751)
立て直し急務のイメージングシステム事業はデジカメ含め8%減収。
オフィス事業はカラー複合機増えたが消耗品が足を引っ張る。
東芝から譲り受けたメディカル事業も11%の減収。
配当厚いが利益の大半を回しており不安感もある。
目標株価:3300円、下値目安2750円
1株配当:16年12月期150円、17月12月期160円、18年12月期(予想)160円
・3位みずほフィナンシャルグループ 東証1部(8411)
株価は200円を中心とする横ばい推移が続くとみる。
2019年3月期は前期に生じた与信費用戻し入れなど利益剥奪要因あり、最終減益の見通し。
高配当銘柄としてディフェンシブ性は強固だが、利益水準が切り下がり割安感も見直しづらい状況。
目標株価:240円、下値目安160円
1株配当:17年3月期7.5円、18月3月期7.5円、19年3月期(予想)7.5円
・2位日産自動車 東証1部(7201)
米国との通商問題が一段落するまでは厳しい展開。
2019年3月期は減益計画で悪材料は織り込んでいるものの、販売増が期待できる材料は乏しい。
フランスルノーとの経営統合の観測もあり、関係計強化や業界再編の動きが出てくれば、株価の材料になると共に、高配当は株価下支え。
目標株価:1200円、下値目安1000円
1株配当:17年3月期48円、18月3月期53円、19年3月期(予想)57円
・1位日本たばこ産業 東証1部(2914)
上昇期待(東証1部)で1位、株主優待で5位にランクインし、事業概要や今後の見通しは説明済のため省略。
目標株価:3300円、下値目安2750円
優待内容:6月/12月権利。100株保有で1,000円相当の自社商品。
1株配当:16年12月期130円、17月12月期140円、18年12月期(予想)円