日経マネー6月号の特別付録”投資成果が上がる黄金情報収集術“で”プロ&億万投資家に学ぶ”という記事があり、今回は億万投資家3人の情報収集術をピックアップ。
株式投資ビギナーで、どんな企業を投資先として選定し、どの様に情報収集しながら投資判断をしていけば良いか、お悩みの方に向けてヒントがある。
<1人目 アイルさん ブログ「中長期投資で超富裕層を目指そう!」を運営>
投資スタンス「自分で見聞きした情報が大事、総会もリピート」
投資サイクル3つの発掘ソース
発掘ソース1:街角ウオッチングでピピッときた銘柄
発掘ソース2:キーワード検索で気になる企業を発掘
日経電子版の適時開示速報にある検索機能を活用。
上方修正、新規事業参入、M&A、株主優待新設等のキーワードに注目
発掘ソース3:IRイベントや会社説明会、投資家の集まり等に出向き、生の情報収集。
決算資料で業績を確認
→気に入ればその銘柄を最小単元で購入
→企業分析を続け、良い会社と思えば少しずつ買い増し
→株主総会に出席、経営陣の様子を観察。良い変化を感じたら買い増し
<2人目 DUKEさん ブログ「DUKE。のサーフィンインベストメント」を運営>
投資スタンス「調査を繰り返して自信の質問力を研ぎ澄ます」
具体的アクションのケーススタディー 2ステップ
ステップ1:株探サイトから高値更新銘柄を発掘
株価上昇率が高い銘柄から優先的にニュースを確認。
ステップ2:株価チャートで過去の動きも確認
株価が長く横ばいが続き、新高値を取るパターンを有望視。
ステップ2:ファンダメンタルズを深堀り
株価が強い動きとなる材料を探す。
また足元の業績の勢いを見るため、四半期ごとの業績も比較して確認。
同時に企業の業績予想の修正履歴も確認し、下方修正が相次ぐなら注意。
<3人目 uki5496さん ブログ「バリュー投資とバリューライフ」を運営>
投資スタンス「投資手順を明確化、ターゲットを絞り効率的に動く」
銘柄選択の手順 3ステップ
ステップ1:割安&高配当銘柄を絞り込み
PER10倍以下ならPBR1倍以下、PBR0.6倍以下ならPER20倍以下
配当利回り3~4%
ステップ2:業績で優位性のある銘柄かをチェック
決算短信で売上高&営業利益を確認。注目度は、売上高と営業利益は◎。
売上高は最低限横ばい、できれば伸びる、営業利益は売上高以上に伸びる
ステップ3: 実力以上の要素があれば取り除く
特別利益による業績のかさ上げ、四半期ごとの季節性の癖を確認