2018年株式投資の目標の1つである個人投資家との交流を、先月報告した目標の1つだった株主参加に続いて達成した。
今週金曜に思わぬ形で個人投資家との交流会に参加する機会があり、そのきっかけとなったイベント(つみたてNISA Meetup in 仙台)と共に紹介する。
・今年の投資目標 個人投資家との交流編
・株主総会参加の記事
そのチャンスは突然訪れた。
ブログ記事を楽しく拝見させて頂いているたぱぞうさんのブログ記事で木曜夜に見かけた下記一文が気になり、ネットサーフィンした所、そのチャンスに巡りあった。
>4回目の金融庁つみたてNISA説明会へ行ってきました。
この”NISA説明会”は、つみたてNISA Meetup(つみップ)のことで、たまたま公式サイトの開催日程を見たら、金曜に所用で滞在予定の仙台で開催されると記載あり。
更に公式サイトによると、”つみップ終了後、懇親会を予定しております”とのことで直前に申し込み、つみップ+懇親会に参加した。
まずつみップは、3部構成で、
1部が金融庁によるNISA(少額投資非課税制度)の概要説明、
2部が証券アナリストによる資産運用環境と資産形成アドバイス、
3部が質疑応答。
1部は、金融庁の担当者さんが、NISA早わかりガイドブックという教材で資産形成につみたてNISAという制度が向いていることを紹介。
その特徴として下記4点あげ、それらを踏まえ、積立投資・投資の分散・長期投資効果・手数料や分配金の影響を理解するという構成。
1. 少額から始められる投資信託が対象
2. 投資信託の運用利益が非課税
3. 非課税投資枠は、年間40万円で、非課税期間は投資した年から最長20年間
4. 対象の投資信託は、販売手数料が0円ノーロードで信託報酬も低い商品かつ
頻繁に分配金が支払われない商品。
2部は、山崎元さん(楽天証券経済研究所客員研究員)が、統計データをグラフを交えて分かりやすく資産運用環境と資産形成アドバイス(5つのステップ)されていた。
いくつも気になる内容がポイントされていた。詳細割愛するが下記のポイントなど。
・金融資産ゼロ世帯が平成29年過去最高の31%
・投資は必要だと思うが行わない理由トップ5とつみたてNISAでの対応(内、3つに対し)
・投資信託(国内株式アクティブ運用)の信託報酬とリターン。7割が日経225を下回る
3部は、参加者(個人投資家、金融機関等)から下記の様な質問が活発に行われていた。
・上記2部で説明あった”投資は必要だと思うが行わない”層の内、つみたてNISAで対応できない層に対し、金融庁としてどんな取り組みをいくのか
・若い世代への投資教育をどのように推進していくのか
・一般NISAとつみてたNISAの制度併存するのか、統合していくのか
・つみたてNISAと個人型確定拠出年金(iDeCo)の違い
・証券会社からのマイナンバーカード提出要請に対し、対応必須かどうか
つみっプ終了後、参加者10名程度と金融庁担当者・山崎元さんと近くの居酒屋に移動し、懇親会スタート。金融庁担当者と山崎元さんを囲んで歓談し、途中から全体で会話をする流れだった。懇親会の詳細割愛するが、お二人からはつみたてNISAへの意気込みやサポート、参加者からはそれぞれの投資経験を伺うことができ、有意義だった。
また仙台開催で参加者も近くから参加と思いきや、遠方の青森県や福島県から宿泊参加されていて、その気合いと意識の高さに驚いた。
今回つみっプに参加し、これまで税制優遇制度は、なんとなくふるさと納税と一般NISAのみ実践してきたが、つみたてNISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)について理解しようと思った。また個人投資家との交流は、それぞれの投資スタイルやリスク・リターンの考え方が違う中で、つみたてNISAに興味をもって参加した方々との会話は楽しく、今後に役立つものだったのでまた機会があれば参加したい。
なお、4/13時点、つみップ資料は公式サイトに未アップロード。
これで今年の投資目標で残るは、15連敗中のIPO投資(当選)とテンバガー銘柄の発掘で、自らの行動だけでは達成できない高難易度の目標なので、知恵を絞っていきたい。
・IPO投資編
・テンバガー銘柄発掘編