東証から発表された3月19日の週の投資部門別取引状況を確認し、投資家グループの動向を理解した上で、投資活動に役立てたい。
3月19日の週は、日経平均が19日始値の21,537円から23日終値の20,617円になり、大幅な下落になったので動向に注意を払いたい。
なお、この統計は毎週第4営業日の午後3時に日本取引所HPにアップデートされている。
下表グラフの横軸 3月第3週目が、3月19日の週の売買状況を表している。
グラフの見方は、上向きバーが買いをした投資主体、下向きバーが売りをした投資主体で、青色が個人投資家、赤色が証券会社、ピンク色が外国人投資家である。
外国人投資家は4541億円の売り越しと11週連続になっている一方、個人投資家は2週間ぶりに買い増しをしている。この2グループがマーケットのトレンドを形成しており、動向をウオッチしていく。