先日予告した通り、株式保有するダブル・スコープ社株主総会に参加したのでレポートする。
この企業に投資した理由は2つあり、1つが事業面で今後成長拡大が見込まれるリチウムイオン電池分野の有力な部品プレイヤーということ。
もう1つが、株主優待の韓国工場招待ツアーへの応募当選を狙うこと。
当日は天気と桜に恵まれ、総会会場である雅叙園入口の桜並木を通って会場に向かった。
このようにホテル宴会場の一室で執り行われた。会場には約50人の株主が集まった。
総会開始前に会場入りし、備え付けのコーヒーを頂きながら一服していると、
定刻の10時になり、議長である代表取締役の崔元根氏が議事進行を始めた。
ここですぐにピンと来た。
下調べて過去の総会のブログ記事を探した所、2012年の総会情報として、社長の日本語に関する記事があったが、今回参加した2017年度は流暢な日本語で安心して聞いていられた。
早速、召集通知に添付の業績報告が行われて、株主からの質問タイムになった。
株主の内、10名程度が質問をしており、テーマとして、業績悪化要因、成長戦略に対する財務・人材面の課題と対応、技術優位性、新技術に対する対応、といった内容が次から次へと質問がされていた。
中には、ダブル・スコープの直近での株価下落により、退職金の運用に損害が出て、それを自己責任とかけて笑いを誘う質問もあった。また私も株式投資ブロガーとして参加したからには質問するつもりで臨み、その機会を与えられた。
そして議案の採決に進み、無事承認された後は、取締役の大内 秀雄氏から事業説明があり、再び質問タイムがあり、閉会。ここまでの間、約1時間45分。
株主総会は散会したが、会場には社長を始めとした経営陣が残り、こちらの自社商品のブース前で、個人投資家と思われる株主たちに、引き続き受け答えをしていた。
株主総会で印象に残ったのが、Q&Aセッション。
創業者であり社長の崔元根氏がいかに真剣に事業拡大を考えチャレンジし続けているかが、(管轄役員からの説明に加え)全ての質問に自分なりに考えを説明する所から、伝わってきた。
またQ&Aセッションでの会社側の説明から、今後業績・株価に影響するプレスリリースが控えていることが伺われたので、動向をウオッチしていきたい。
経営陣からの説明・応答を得られる貴重な場であると共に、会社への理解を深め、また投資機会を探る絶好の機会となった。
今度は株式保有する3月期決算企業いずれかの株主総会(6月頃)に参加するつもりだ。