2018年2月11日号日経ヴェリタスの特集”荒天相場を乗りこなせ”で、逆風を銘柄選別の好機にというキャッチコピーと共に、医療、食、ロボ、金利上昇で恩恵という4つの切り口での候補企業の紹介がされていた。
今回は第三弾として医療、食、ロボ、金利上昇で恩恵を受ける米国・中国・香港の企業を紹介する。第一弾、第二弾は下記参照。
<医療> 豊かで良質な医療サービスを提供する企業
1. 華潤鳳凰医療控股<香港 01515>
中国有数の病院チェーンで、総合病院サービス、病院管理サービス、サプライチェーンの3つの事業実施。
2. アライン・テクノロジー<NASDAQ ALGN>
歯列矯正システムメーカー。金属ワイヤーを使わない樹脂製の歯列矯正マウスピースを開発。
<食> 食生活の豊かさに対応する高い養殖技術を持つ企業
1. 満洲国際<香港 00288>
豚肉生産の世界最大手。主要ビジネスは中国と米国。最大の豚肉消費国である中国と、主要輸出国である米国を繋ぐビジネス。
2. マコーミック<NYSE MKC>
世界最大の調味料メーカー。
主要ブランドは、マコーミック、ロウリーズ、シュワルツ等。
<ロボット> 人との協働に勝機を狙う企業
1. 美的集団<深センA株 000333>
白物家電事業で世界2位。中国市場ではエアコンや洗濯機で高シェア獲得。
2. コグネックス<NASDAQ CGNX>
工業用カメラシステムを手掛け、高精度画像処理技術を搭載したビジョンシステムの製造・販売をする。
<金利上昇で恩恵> アジア・米国で攻勢をかける企業
1. 中国平安保険<香港 02318>
個人金融サービスの会社。保険、銀行、資産管理、ネット金融の4つの事業展開。
17年上期の中国シェアは生保12.7%、損保19.6%
2. AIAグループ<香港 01299>
生命保険会社、金融サービス会社。 AIGのアジア部門だった。