米国投資メディアMotleyの特集"An Investor's Guide to AI"で、産業用ロボット製造・販売を手掛けるファナック<6954>が注目銘柄として、日本企業で唯一取り上げられていたので、その理由を紹介する。
Motleyのこの特集で、取り上げた企業の大半は米国企業で、日本企業で唯一AI銘柄として注目されていた。記事で取り上げられたファナック以外の企業も記事の終わりにリストアップ。
・ファナックHP
消費者向けに掃除ロボットを手掛けるiRobotと対比する形で紹介。
PERは30台半ばだが、営業マージンは目を見張るほど良い。彼らはビジョンのあるリーダーシップがあり、長年そのポジションが保証されている。
強固な事業を持っているが、新しく可能性のある市場に向かっており、FIELD※というソフトウェアテクノロジーを確立し、IOT分野でその役割を果たす。ファナックは、すべてのソフトウェアを繋ぎ、それを更新することで欠陥リスクを素早く直せる。
これからやろうとしている事は、すべてのロボットが共同で学習するということで、集団意識を持ち、新しい深層学習テクニックを使って改善したり、機会視覚を使って選別をしたり、より素早く動いたりする。これは、現在人間にできて、ロボットにできないことだ。
ファナックは、ロボットからのすべてのインプットを集団意識に還元し、より良い方法を常に再生産しようとしている。非常に大きな機会を獲得できるプラットフォームを持っている。
しかし多くの投資家は、工業生産の分野にこのような企業があることは知らない。(=投資を仕掛けるチャンスでもある)
※生産性向上と効率化を目指した、製造業向けオープンプラットフォーム
FIELD system の国内向けサービス運用開始について - ニュースリリース - ファナック株式会社
・特集でリストアップされた欧米企業13社
Alphabet・アルファベット (NASDAQ:GOOGL) (NASDAQ:GOO)
Facebook・フェイスブック(NASDAQ:FB)
Twitter・ツイッター(NYSE:TWTR)
Amazon ・アマゾン(NASDAQ:AMZN)
Nvidia・エヌビディア(NASDAQ:NVDA)
Microsoft・マイクロソフト(NASDAQ:MSFT)
Oracle・オラクル(NYSE:ORCL)
Apple・アップル(NASDAQ:AAPL)
Netflix・ネットフリックス(NASDAQ:NFLX)
MercadoLibre・メルカドリブレ(NASDAQ:MELI)
iRobot・アイロボット(NASDAQ:IRBT)
Nokia・ノキア(NYSE:NOK)
Wal-Mart ・ウオルマート(NYSE:WMT)