Barrons拾い読み12 月11日号の記事"Tap and Trade: Apps Target Young Investors"は、米国ミレニアル世代向け
(1980年~2000年生まれ)の投資アプリについて書いており、日本にも同様のアプリ(One Tap Buy)があるので
併せて、魅力を紹介する。これらの投資アプリの特徴は、株式売買までのステップが簡素化され、取引コストも
抑えられており、投資の敷居を下げるのに貢献している。
1. 米国のミレニアル世代向け投資アプリ3つ
米国ではエイコーンズ(Acorns)、スタッシュ(Stash)、ロビンフッド(Robinhood)いうアプリがあり、エイコーンズと
スタッシュは、スマホでタップすると上場投資信託(ETF)や ETF 組み合わせたポートフォリオを単元未満から
売買可能でき、ロビンフッドは主に個別銘柄の取引がされている。
ちなみに、Acornsはドングリ、Stashは金・貴重品を隠す、Robinhoodはイングランドの伝説上の人物の意味。
ユーザー数は、ロビンフッド 約300 万人、エイコーンズ約 250 万人、スタッシュ約 150 万。18 歳~34 歳が
利用者に占める割合は、エイコーンズ約70%、スタッシュ約 60%、ロビンフッド4分の3強。
・エイコーンズ https://www.acorns.com
・スタッシュ https://www.stashinvest.com
・ロビンフッド https://www.robinhood.com
2. 日本版投資アプリ One Tap Buy
One Tap Buyは、2013年設立、2015年社名変更で現社名になったベンチャー会社で、同名のサービスを運営。
スマホで3タップ、1000円から株主というコンセプトで2017年第二四半期は、口座開設数が国内3位と
SBI証券・楽天証券に次ぐ規模になっている。
4種類のサービスを展開しており、One Tap Buy米国株・日本株は厳選した日米30社の株式への投資が
1000円単位からでき、まるごと米国株・日本株は、同じく厳選した日米のETFに投資できる。取引コストも
大手ネット証券と同程度。
このブログは米国の個別株中心に、投資アイデアを紹介しているので、One Tap Buyが取り扱う米国株30銘柄の内、
過去に紹介した記事のリンクを貼るので参考に頂ければと思う。
・One Tap Buy 米国株30銘柄の内、当ブログで過去紹介した企業
銘柄名(ティッカー)
1. アマゾンドットコム (AMZN)
2. アルファベット (GOOGL)
3. ボーイング (BA)
4. コストコ (COST)
5. ウォルトディズニーカンパニー (DIS)
6. フェイスブック (FB)
7. マクドナルド (MCD)
8. マイクロソフト (MSFT)
9. ナイキ (NKE)
10. スターバックスコーポレーション(SBUX)