Motleyの記事"3 Growth Stocks for the Long Term"で取り上げられた
25年後も成長が見込める注目企業を紹介したいと思います。
その企業とは、 Boeing (NYSE:BA), Celgene (NASDAQ:CELG), Starbucks (NASDAQ:SBUX).
順番にその魅力を紹介していきます。
Boeing
筆者は3ヶ月前にBoeingを長期保有すべき企業として候補にあげ、その間9%株価は上昇した。
しかし、更なる成長の余地はあると考えている。
すでにAirbusと並び世界最大の航空メーカーであり、10月に発表した電動航空メーカーAurora Flight Sciences
(Aurora社)の買収のように将来に向け確実なステップを歩んでいる。Aurora社は非上場で多くの投資家は
馴染みがないが、この電動パワーを用いて垂直立上げを試みているリモート操作可能な航空機は、
航空の世界に波を起こそうとしている。
例えば米国国防総省と契約して電動航空機を開発したり、Uberと空飛ぶタクシーを開発したり、
更には米国空軍と新たな飛行機を開発しようとしている。
BoeingはAuroraの研究成果を将来の商業航空機に活かそうとしている。利益に対し24倍の株価で割安とは
言えないが、より長いスパンでは割安になるだろうから、明るい未来と長期保有が良いと考えている。
Celgene
もし持続的な成長をするバイオテクノロジー企業に興味があれば、Celgeneは確実だろう。
癌治療へのアグレッシブな開発の取り組みをしており、売上成長という点で、同業の大規模バイオテクノロジーを
上回るだろう。Celgeneの予測だと次の3年は、加重平均の成長率が14.5%に達するだろう。
この達成をどうやるのか。癌の治療薬の開発はリスキーだが、高いリターンが望める。90%以上の腫瘍学の薬は
クリニックでの治験で失敗しており、業界内ではそのような傾向が強い。
それと比較し、Celgeneは確実な治療、新しい領域を切り開く兆候がある。
数多くのpartnershipを結んでおり、AstraZenecaやその他の多くの企業と、免疫腫瘍学のぎっしり詰まった
素晴らしいパイプラインを持っており、セル単位での治療である。
Celgeneは、世の中を変える治療法を市場に送り出すリーダーのポジションに、血液学・腫瘍学で
位置付けられており、有望企業として業界をリードする高成長も維持するだろう。
Starbucks
Starbucksの歴史のようにその業界で圧倒的なポジションを築いた企業は少ない。
会社が落ち込んでいた2006年~2008年を除くと、1992年のIPO以来、毎年株価は高値を更新している。
今日Starbucksの様なファーストフードコーヒーで、他社を寄せ付けない高級ブランドのイメージを持つ企業はいない。
過去の輝かしい成長は、直近の四半期でスローダウンしているが、それでもレストラン不況に陥っている
同業他社を上回っている。
Starbucksは、直近の四半期で国際売上を2%増やし、米国売上はハリケーンHarveyやIrmaの影響を受けず3%増えた。
中国では8%増えて、このブランドが非常に人気となる市場であることを示しており、CEO Schultzはいつの日か
最大の売上になることを期待している。
事実、中国で世界最大規模の店舗をオーブンさせることでの新たな道しるべとなった。
加えて、世界2番目の経済規模、デジタル化によるモバイルでの注文・支払いで事業拡大することでStarbucksは
成長の機会があり、プレミアムサービスとしての高級カフェ・焙煎所を計画している。
これらの取り組みにより力強く前進するだろうし、ブランドは他社を寄せ付けず長期に渡り成長するだろう。