Motleyの記事"3 Growth Stocks Worth Owning for the Next 50 Years"で取り上げられた
50年後も成長が見込める注目企業を紹介したいと思います。
その企業とは、 Facebook (NASDAQ:FB), Square (NYSE:SQ), and Moody's (NYSE:MCO)。
順番にその魅力を紹介していきます。
世界最大のソーシャルネットワークでこの50年はテック企業として支配的な地位にとどまる。
月間アクティブユーザー20億人がFacebookサイト、12億人がメッセンジャーアプリ、
13億人がWhatsapp、8億人がインスタを利用していて、帝王である。
また、VR分野にも早くから取り組んでおり2014年に買収したOculusと通じ、商業用のヘッドセットを
昨年発売したり、ソーシャルネットワークでVR体験ができるようなソーシャルゲームを導入している。
Facebookのエコシステムは拡大しており、地域のビジネスページが65百万あり、職場情報が3万以上あり、
最近ではライブや360度カメラも備える。
収入や利益は、引き続き2桁成長しており、大半は広告売上により生み出されている。
しかし、これは次の数十年で変わるだろう。近隣するマーケットで、会社が生み出す新しいサービスや
商品を導入し、拡大していくだろう。
引き続き改善に取り組み、人々が写真やビデオや経験をシェアし続ける限り、長期的に安泰。
Square
金融業界にデジタルの波が押し寄せ、クレジットカード利用が増え、デジタル決済が現金取引を置き換えていく。Squareは、デジタル決済の未来を作る企業であり、馴染みのあるカードリーダーを作るだけの企業ではない。
Squareは、日々ビジネス用途に使われるインフラを作った。POSシステムは最初のタッチポイントになり、
企業や顧客にとってやりとりするインターフェスになっていて、カレンダー、給料支払いや請求書、
さらにはローン提供までカバーしている。これによりSquareは、統合的なビジネスオペレーションとして、
より多くのサービスをユーザーが使うほど、より長く企業はクレジットカード手数料の2.75%を支払い続ける。
Squareがやっているのは、従来型バンキングの破壊より広く、peer to peerの支払いシステムで現金送金や
それ以上の事だ。Squareのアカウントを使う数百万人のユーザーがいて、小売りや友人への支払いが
簡単にできることはよく知られている。これが更に進むと、人々の生活に入り込み、現在クレジットカードや
銀行に行っている分のコストが下げる。
金融業界の破壊者としてSquareには明るい未来があり、50年後には毎日使うデジタル決済会社になっているだろう。
Moody's
テクノロジー進化のスピードは早く50年後を予測するのは困難だが、世界経済は引き続き信用の役割に
頼っているだろう。これが正しければ、豊かな需要に対応するサービスを提供するMoody'sのような会社がよい。
Moody'sは信用格付け機関ビックスリーの1角で、他にStandard & Poor's and Fitch Groupがある。
公共でも民間でも国債を発行するのに、最初のステップは信用格付け機関から格付けを得ること。
買い手はリスクプロファイルを信用できる第三者から得た上で購入する。そしてMoody'sは数十年国債の格付けを
発行者のパートナーとして果たしてきた。
投資家から見ると、Moody's は資産ライトなビジネスで、国債の格付けに設備や機械は不要。
経営チームが何をするかというと、自社株買いをし、配当を引き上げ、時おり買収をする。
これらの組み合わせは、長期の株主から見たら、素晴らしいもので、この勝利の方程式をこれからも継続する。