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野村證券・東証マネ部の投資イベント 藤野英人氏の成長企業を見極める投資家の目線編 (2)

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前回紹介した、 藤野英人氏が紹介していた”藤野英人の成長企業を見極める投資家の目線”で興味深かった2点に加え、もう1点興味深い内容があったので紹介する。

 

・前回の紹介記事

www.investor-2018.com

 

それは創業者・非創業者の企業、社長の株式保有割合が、投資リターンにどう影響するかという分析結果。

 

創業者が社長を勤める会社の株価推移というグラフで、2007年12月末~2018年4月末の期間をとって、2007年12月末を100として指数化。

創業社長の会社が710になったのに対し、創業者社長以外は319となり、パフォーマンスに2倍近くに達したという。

 

更に社長の株式保有割合と株価推移をまとめたグラフでは、上記と同じく2007年12月末~2018年4月末の期間をとって、2007年12月末を100として指数化。

社長が10%以上株式保有する企業が774になる一方、5%以上株式保有する企業が415、非保有が251とこれまたパフォーマンスに大きな差が見られた。

 

上記はレオス・キャピタルワークの調べだが、アイデア投資家が普段活用する投資情報サービスのMotleyでも米国株で上記に近い結果が出ているので概要紹介する。

こちらでは、Motleyの推奨する創業者率いる企業、創業者でない推奨企業、S&P500の投資パフォーマンスで顕著な差が出たという。

創業者率いる企業は250%上昇、創業者でない推奨企業は96%上昇、S&P500は61%上昇だった。

 

日本企業だけでなく米国企業でも当てはまるアイデアと言えるので、これらの分析結果を、今後自ら株式保有する企業の点検にも活用したい。

 

・レオス・キャピタルワークのHP

www.rheos.jp